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古材足場板の基本
古材足場板とは?その特徴と魅力
古材足場板とは、建築現場で働く職人さんたちの足場として使用されてきた木材のことです。
木製足場板の多くは国産杉材から作られており、約3年〜5年ほど現場で使用されます。
その後は現場で別の用途で使われることもあれば、「古材足場板」として加工され、お店やお家の内装・インテリアとして生まれ変わる場合もあります。
使い古された古材足場板には古材特有の風合いに加え、職人さんが働いてきた証である「ペンキ跡」や「錆」、「釘跡」などが残されており、実際に現場で利用されてきた歴史に思いを馳せることが可能です。
また、足場板は建築現場で活用しやすいよう均一に作られているため、サイズ加工などはせずにそのまま転用できる使い勝手の高さも特徴となっています。
古材足場板のサイズと厚み
古材足場板のサイズは使用されていた環境などによっても変わりますが、一般的には長さが約2メートル〜4メートル程度で、幅は前後20センチほどです。
通常、古材足場板の厚みは3.5センチ程度ですが、古材日和では半分にスライスした1.5センチ程度の物も用意しています。
そのため壁にも貼りやすく、カフェやバーの雰囲気を演出するのにも役立ちます。
運びやすく、しっかり体重を支えてくれる足場板ならではの特徴は、古材としての活用のしやすさにも繋がっています。
この多様性が古材足場板の大きな魅力の一つです。
古材日和なら取り扱っている古材足場板の厚みを加工によって揃えることも可能となっています。
ご希望に応じてお店やご自宅にぴったりのサイズに調整いたしますので、ぜひご相談ください。
足場板の種類とその用途
足場板にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる用途に適しています。
例えば、硬い木材でできた板は耐久性が高く、床材や家具として再利用されることが多いです。
一方、柔らかい木材の板は壁材や装飾品として使われることがあります。
人が行き交う場所のインテリアとして古材を使うなら、安全性を確保することも重要です。
古材それぞれの特性を活かした用途を選択し、安全に古材やDIYを楽しみましょう。
古材足場板の選び方
足場板を選ぶ際のポイント: 長さ、厚み、仕上げ
古材足場板を選ぶ際には、長さ、厚みといったサイズ面、そして仕上げに注目することが重要です。
長さと厚みは使用する空間の広さや目的に合わせて選ぶことで、より洗練されたうえに、安全性の高い内装を構築できます。
また、仕上げの方法に関しても演出したい雰囲気や用途によって変えることをおすすめします。
テーブルとして利用するなら、ブラッシング加工による表面のケバ取りとクリーニングが欠かせません。
また、表面をなめらかにし、手触りを良くするサンディング加工なども良いでしょう。
店舗デザインに適した古材足場板の選び方
店舗デザインの演出目的で古材足場板を使用する場合、その店舗のコンセプトや雰囲気に合う材質・色合いの素材を選択しましょう。
例えば、古着屋やバーバーなど、ビンテージでアメリカンな雰囲気を演出したい場合は自然な摩耗があったり、色褪せた濃いめの色をした板が適しています。
一方、街中のカフェや飲食店ならベージュやホワイトに近く、より清潔感のある板がおすすめです。
利用する古材はある程度統一されていたほうが、洗練された空間の演出も行いやすくなりますよ。
購入前のチェックポイント
古材足場板を自分で探して購入する場合はいくつかのチェックポイントに留意しましょう。
まずは板の状態を確認することはマストです。
腐食や深い傷はインテリアや家具として設置した後の事故に繋がる危険性があります。
後になって割れたり、折れたりするのを防ぐためにも、板の耐久性は入念に確かめることが大切です。
また、材質は加工の質にも注目しましょう。
加工が荒いと触れた時に手を怪我をしたり、古材同士が上手く組み合わず、作業の際に苦労する可能性があります。
購入後に後悔しないよう、目的をしっかり定めたうえで確実な古材足場板選びをすることが大切です。
古材足場板の使用事例
古材足場板をDIYに活用した事例
こちらはウッディで深みのある古材足場板をキッチンカウンターとして活用されている事例です。
お客様自身でDIYされた作品で、白基調のお部屋にブラウンのアクセントを加える配色まで抜群な事例となっています。
正面と側面に数枚の古材足場板が使われており、足場で何度踏みならされても破損せずに状態を維持してきた安定性は、現代でも生活の基盤となるキッチンで活躍しています。
また、天板に利用されている古材日和の「USボード ブラウン」は納屋や倉庫などで使われていた古材で、100年以上の歴史によって深みが増した存在感のある一枚です。
古材特有の温かみは、家庭をも包み込む優しい雰囲気を演出します。
【古材の施工例】キッチンカウンター 一般住宅
古材足場板を店舗デザインに活用した事例
こちらは、東京都目黒区の「torse cafe」様にて古材日和の古材をご利用いただいた事例です。
店舗内では木製のインテリアがふんだんに使われており、カウンターテーブル以外にもフローリングやドアなどにも古材を活用いただいています。
美味しいコーヒーやオムライス、パスタなどを提供する店内の、ホッと一息つきやすい雰囲気の演出に役立っています。
【古材の施工例】torse cafe @東京都目黒区
古材足場板を購入する際のアドバイス
ホームセンターや古材専門店など信頼できる販売業者を選ぶ
古材足場板を購入する際は、ホームセンターや古材専門店など、信頼できる販売業者を選びましょう。
一見手に入りにくそうな古材足場板ですが、実はホームセンターで売られている場合があります。
特にDIY初心者にとっては、手軽に古材を手に入れられる場所があるのは貴重です。
「自分で古材をリメイクしてみたい」とお考えの方は近所のホームセンターをまわり、自分の琴線に響く古材が売られていないかチェックしてみてください。
DIY用品も一緒に揃うため、効率的に準備を進められます。
そのうえで、古材の種類や扱い方ついてもっと知りたくなった時は、古材のプロスタッフが在籍する古材専門店などに連絡してみるのも良いでしょう。
信頼のおける販売業者から手に入れた商品はしっかり加工が施されているため、どれだけ時間が経過していても壊れにくく、美しく魅せることが可能です。
また、スタッフに相談しながら購入するか吟味できるため、古材インテリアや家具制作後のトラブルや修理回数を減らすことにも繋がります。
値段なども加味しつつ、ある程度品質が担保された古材を購入することで、古材DIYの満足度は大幅に高くなるでしょう。
価格比較と品質のバランスを考慮する
価格と品質のバランスを見極めることは、将来的なコストや負担を削減することに繋がります。
安価で手に入る材料は魅力的ですが、簡単に破損したり、上手く加工できなかったりと、ケアや見直しの機会が増えることで結果的に費用がかさんでしまう恐れがあります。
一方高価な材料は品質が良いことも多いですが、予算的に大きな壁一面を覆うだけの数を確保しづらい場合もあるでしょう。
古材による改装計画を進める場合は、予算に収まる範囲内で最良の品質を持った材料を選ぶことも重要です。
店舗やお家、作りたい古材家具のサイズと購入にかかる費用感をしっかり計算しておき、一定の質を持った古材を必要なだけ揃えられるようにしましょう。
古材足場板の購入後サポート
良い材料を使用した場合でも、トラブルが発生しないというわけではありません。
設置後に起こる問題や品質を維持するためのメンテナンスなどは専門知識を持った業者じゃなければ適切に対処できない場合があります。
追加の加工サービスやアフターケアなどはプロの業者に任せることで、依頼者自身の負担軽減や、安全な作業が可能となります。
古材を購入する際は、販売店がこれらのサポートや相談に対応しているかもチェックするようにしましょう。
まとめ:古材足場板はDIYや店舗装飾に使いやすい!信頼できる業者を選択して古材を使いこなそう
古材足場板は建築現場の職人さんを支えられる安定感を持ち、サイズが均一なものも多いため、DIY初心者でも古材家具やインテリアとしてリメイクしやすい古材です。
また、形が統一されているため、店舗内の壁に貼り付けるといった「均一性のあるデザイン作り」にも向いている古材と言えるでしょう。
「ビンテージ、もしくはレトロで清潔感のある空間を作りたい」といった方におすすめしたい古材の一つとなっています。
古材日和ではお客様の古材アイデアをもっと膨らませるためのサポートや、世界各国から集めた高品質古材の販売を行っています。
全国に営業所がありますので、気になった方はぜひお問い合わせフォームからご連絡ください。
お問い合わせは、お問い合わせフォーム・公式LINE
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